視点設定

立体映像設定

Curved Spaces の立体映像機能をオンにすると、立体映像観賞用の赤青メガネを使って、 Curved Spaces の画像を、3Dで見ることができます。 必ず、左目のレンズが赤で、右目のレンズが青になるように、注意してください。 さもなければ、3D効果が見えないだけでなく、ひどい頭痛になること請け合いです。

赤青メガネは、インターネットを通して、安価にて入手することができます。 「赤青メガネ」で検索すれば、ひとつ100円前後で売っているサイトが、複数見つかります。 立体映像観賞用のメガネには、いくつかの方式がありますが、「アナグリフ式」と呼ばれているものが、赤青メガネです。 「偏光式」のものは使えませんので、注意してください。 また、赤青メガネの「青」は、正確には「シアン」(赤の補色)のものですと、右目が、青と緑との両チャンネルを見ることができるので、 より良い映像が得られます。

Curved Spaces の立体映像は、デフォルトの設定で、十分機能しますが、 自分がその宇宙にいたら経験するであろう正確な視界深度を再現するには、 次の設定を行います:

Curved Spaces は、これらの数値から、見る人の目の間隔が、モデル内の単位ではいくつに相当するのかを計算し、 正確な立体映像を作画します。

Curved Spaces の立体映像の、最も効果的な見方は、大教室の大スクリーンなどに画像を投影し、 視界が画像で一杯になるように、1〜2メートル離れた位置から見ることです。 このとき、実際の物理的な、スクリーン上の窓の大きさ、視点からスクリーンへの距離、目の間隔などを、 正確に入力することが必要です。 このようにすると、臨場感あふれる、立体映像体験をすることができます: ユークリッド空間(平坦空間)で培われた感覚では、双曲型空間での距離を、大幅に過小評価してしまうことでしょう。 一方、球面空間では、物体を見るときの視差(パララックス)が負になったりします!